オルチョ講習会~オリーブオイルの正しい使い方~
講師はOrcio Sannita アサクラの朝倉玲子先生。
オルチョはオリーブを入れる素焼きの壷、サンニータは古代この地に住んでいた部族の名前で「サンニータ族のオリーブの壷」という意味なんだそうです。
デモンストレーションと楽しく厳しい(?!)お話で盛り上げて下さいました!
幹事さんのウェルカムスイーツ、酒粕のパイ。軽い食感で美味しい~
野菜はこんなに細かいみじん切りに!これがダシになります。オリーブオイル注ぎ中~
この野菜のダシに、戻して新しい水で煮たヒヨコ豆と加熱用トマトを入れて煮込みます。
私もよくオリーブオイル+豆乳でベシャメルを作りますが、玉ねぎをソースに入れるとは!
ロングパスタに合わせるパプリカのソース。パプリカが甘~い!!
お鍋に全ての材料を入れて煮るだけ!の簡単料理。このシンプルさがいいですね
SATOIMO al gratin(オルチョホワイトソースの里芋グラタン)を焼きま~す!
Rigatoni di Kamut con peperoni(古代小麦カムットのスパゲッティ・パプリカソース)、Insarata verde(グリーンサラダ)、Pomodorino Olio e Origano(ミニトマトのオレガノサラダ)
Pollo al cacciatore(鶏肉の漁師風)、Tubetti di farro con fagioli(古代小麦ファッロ・トゥベッティの豆ソース)
お楽しみのDolceは、幹事さんが栗かぼちゃの大元のかぼちゃ(名前忘れちゃった(^^;)でマクロビオティックのパウンドケーキを焼いてきてくれました
私は卵抜きの、キャロットビスコッティを差し入れました♪穀物コーヒーとともに
お天気にも恵まれ、降り注ぐ光の中で頂くイタリア家庭料理はまた格別
なんと今日の調味料はオリーブオイルと塩だけ!
少しのコツで野菜やパスタなど素材の旨味を十分に引き出すと、余計な味つけは要らないのです!
オリーブオイルも調味料!というだけあって、やはり素材を生かすオイルを使うと違います。
パスタもサラダも黒コショウをガリガリの私でしたが、今日は全く要りませんでした!
コショウは肉の臭み消しに使うと良いそうで、野菜には必要ないんだそう。
まさにその通りですね(^^;
朝倉流イタリア家庭料理は、今まで食べたどのイタリアンレストランより美味しく、今日の講習会の名の通り身体が喜ぶ調理法と味でした。
しかもレストランのような難しい技術や道具も要らず、家にある物で誰でも出来る簡単さ!
野菜を入れる、オイルを入れる、火を点けるなどの順序を守り、余計な物は入れずに素材の味を大事にした「引き算」の調理法。
どんなにいいオイルを手に入れても、高温にして酸化させてしまっては台無しなのです!
丁寧に手をかけて作れば、おウチでイタリアンrestauratが出来ますね
朝倉先生、幹事さん、アシスタントのお二人、お疲れ様でした&ありがとうございました
ご参加の皆さん、楽しいひとときをありがとうございました